オーストラリアで 山﨑 勲「ぽれーる号」乗船の報告 (Part1)

 

 私は学生時代はヨットは時々琵琶湖で貸しヨットに乗るくらいでしたが、会社(三菱重工、名古屋航空機製作所)へ入社してから、独身寮で同期の仲間数人からヨットをやろうと誘われ、5人でY-15というディンギーを買いまして、それからずっと今日まで、考えてみれば40年近く余暇としてヨットを楽しんできました。ロケット開発の厳しい仕事の合間に海の上で風に吹かれて開放感を満喫でき、本当に良い趣味を持ててよかったと思います。キャナル25、ピーターソン30、ヤマハ33と乗り継いできましたが、もうじき全くの暇人になるので、折角やってきたのだから大き目の外洋クルージングヨットで南太平洋の島へ少しは行ってみようよ、と長年やってきた仲間の一人と意見がまとまりまして、昨年、船齢30年のヤマハ製45フィートケッチを手に入れました。エンジン、発電機、エアコン、冷蔵庫、ウィンドラスなど主要装備品の取替えなど、鋭意整備をして今年7月には壱岐、五島、長崎方面のクルージングをしましたが、海外へ出るには経験者と一緒に過ごしていろいろ教えていただければなあ、とかねがね考えていました。今回、関船長のありがたい御配慮で20日間、WhitsundayからCairnsまでPolaire号に同乗させていただけることになり本当に幸せでした。関船長は勿論のこと、船でご一緒させていただいた橋本会長、谷村さん、東京からバックアップして下さった中村様ほかの皆様方に深く感謝しています。
 橋本さん、谷村さんが、よくお取りになったメモをもとに上手に報告を書いておられるので、私も書くのはどうかと思いましたが、関船長から教えていただいたことなども交えて書かせていただくことにしました。重複で面白くないところも多々あろうかと思いますがご容赦下さい。

(1)Whitsunday 滞在
9月29日 9時20分ハミルトン空港に到着。他の乗客は島内リゾートの各宿泊施設へ行き先が決まっていて面倒が見てもらえるのに、私のバッグだけカート上に残されているのを見つけて、これを引っ張りながら坂道を徒歩で上がり、次いで下って、ふうふう言いながら10時ぎりぎりにハーバー付近に来てぽれーる号を探し始めましたら、すぐに谷村さんが走ってこられるのが見えほっとしました。ぽれーる号はハーバーから早く出て行くよう言われているらしくて、急いでゴムボートで向かい、係留したらそのまま港外へ、そして、初めてお会いする関船長と、ブリスベンからご一緒してこられた橋本さんに挨拶をしました。その後、Whitsunday島東側にある有名なWhite Haven Beachへ向かい、この日は広大な砂浜の南の方の沖にアンカリング。

 

 翌30日は砂浜の北の方へ移動して丘の上の展望台がある辺りの沖にアンカリングし、White Haven Beach 観光デー。私は2004年にWhitsunday へ息子と来て、Airlie Beach に数日、チャーターヨットに数日、Hamilton島リゾートに2日、計10日くらい遊んだことがありまして、その時ヘリコプター観光でこのあたりを見ました。そのときの写真も添付しますが、Whitsunday島の山から川が東北へくねくねと流れていて、それが長年にわたって運んできた砂が堆積し広大な砂浜を形成したように見えます。先ず丘の上にある展望台まで行きましたが、川の上流の行けるところまでゴムボートで行こうということになり、降りてきて、船を河口の南側へ移動して碇泊。3人で上流へ行き、ゴムボートの底が擦り始めたら徒歩で更に先へ行きました。カタマランが2杯ばかり碇泊していましたが、歩いて上流まで来ている人は他に皆無、我々は童心に帰っていました。その日は砂浜北端の岬を回ってすぐの湾が混んでいたのでもうひとつ西の湾(Apostle Bay)で碇泊、静かで良かった。

 10月1日は北へ向かってHayman島北西の湾へ移動してアンカリング。ここは珊瑚が多いところで沢山の船が停泊して、ダイビングなどしていました。私も谷村さんとシュノーケリングをして、カラフルな魚がうようよと珊瑚の間を泳いでいる景色を満喫できました。
夕方釣りをしていたら、ここは禁止だとゴムボートでやってきた人に言われましたが、すでに釣り上げていたのを橋本さんが塩焼きに。鯛のような格好でしたがあまりうまくはありませんでした。

 翌2日は曇天で風も強く、Haymant島南方の珊瑚礁でのシュノーケリングはあきらめ、本土Airlie BeachのWhitsunday Sailing Clubの泊地へ直行、14時着、ブイに係留。Abel Point Marinaの船具屋で関さんはバッテリーケーブルを注文したり、他の人はみやげ物買ったり。その後徒歩でCannonvaleの方角にあるスーパーへ行って食料品の買出し。谷村さん最後の夜なのでAirlie Beach で一番のレストラン Ship Wrecked で豪華夕食。その後、小雨の暗闇の中、ゴムボートでぽれーる号を目指すもぜんぜん見つからず苦労(谷村さんの報告のご参照)。3日早朝、関船長がゴムボートで谷村さんを見送られ、谷村さんはグレーハウンドバスでケアンズへ。バスの長旅大変だったとお察しします。

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